山小屋
有人小屋
泊りがけで登山に出かけると、山小屋が宿泊場所になります。外にテントを張って幕営する人も少なくありません。寝具が備えてあり、朝夕の食事がつきます。中には有人小屋でも寝具がなく、寝袋が必要な山小屋もあります。売店のある山小屋もあり、登山の記念になるバンダナや絵葉書、バッジなどの土産物が販売されている他に、スナック菓子や清涼飲料水、お酒、たばこなども販売されています。
山小屋での食事
多くの有人山小屋は、希望者には夕食と朝食が出されます。以前、夕食といえば、作り置きができるカレーライスが多かったのですが、現在、カレーライスを夕食に出す山小屋は少なくなりました。それでも一部の山小屋では、現在でも夕食にはカレーライスを出しているところがあります。多くの山小屋では、ヘリコプターによる物資の輸送があり、生鮮食品なども以前に比べて楽に山小屋まで運べるようになったため、食事のメニューも豊富になりました。使われている食器はプラスチックが多いのですが、山の上では水が貴重なため、洗わなくてもいいように、紙や発砲スチーロールの使い捨ての食器が使われていることもあります。朝食時間前に出発予定の登山者で、朝食を希望している人には、前の夜にお弁当が渡されます。
食事がいらない場合
山小屋で食事を摂るようにすると、その分登山の荷物が少なくなるので楽なのですが、中には山小屋の食事を食べずに、素泊まりで自炊する人もいます。そういう登山者のために、自炊スペースが設けられている山小屋もあり、例えなくても、炊事場の端を貸してくれる場合もありますが、屋外で自炊しなければいけないケースもあります。
山小屋での宿泊
登山をしていて、飛び込みで山小屋を利用する人は比較的多いです。山小屋に宿泊予定でも、寝袋は持参した方がいいでしょう。山小屋はホテルや旅館と違い、『満室』という言葉が存在しません。来るもの拒まずで、入れるだけ山小屋に入れることになります。
予約していても雑魚寝が多い
上記したように、山小屋は登山者を拒みません。詰め込めるだけ詰め込むので、相部屋は当たり前、シーズン中には廊下や玄関、食堂のテーブルの上にまで寝る事になります。ですから寝袋は必需品です。水が貴重なのでお風呂もありません。稀に温泉のある山小屋がありますが、お風呂に入るということは、自分でも自覚できませんが、かなり体力を消耗します。これから下山するのであれば入ってもかまいませんが、これから山頂目指して登山するのであれば、お風呂は下山するときまで我慢しましょう。宿泊料金は山小屋によってまちまちですが、素泊まりで1泊3,000~6,000円くらいです。食事つきになると5,000~9,000円くらいになります。部屋は基本的に相部屋です。開いている部屋があっても相部屋にするところを見ると、掃除などの関係で、一つの部屋に入れてしまうのでしょう。
避難小屋
避難小屋は、基本的には無料で利用できますが、寄付を受け付けているところもありますし、利用料金がかかるところもあります。利用料金のかかる避難小屋は、登山をする前に、所有者や管理人に代金と引き換えに鍵を受け取らなければならないところもあります。もちろん下山後は鍵を返さなければいけません。