登山でのマナー
挨拶は必ず
登山で山に入ったら、シーズン中でしたら自分だけということはありません。きっと何人もの人とすれ違うでしょう。疲れてへとへとになって登っていても、下山途中の人とすれ違うときに、『頑張って』と声をかけられながらの挨拶は、とても元気が沸いてきます。また、気持ちがよくなりますし、気持ちが生き生きしてきて、テンションも上がってきます。
遭難したときの目撃情報を得やすい
すれ違い際、挨拶を交わすときに、相手の顔を見ます。仮に遭難してしまった場合でも、何時頃、どこで挨拶を交わした。という目撃情報にもつながりますので、登山者同士すれ違うときは必ず挨拶を交わすようにしましょう。
登りが優先
緩やかな広い道ならいざ知らず、山の中の細い道や岩場で登山者同士すれ違う場合、下りの者が登りの者に道を譲らなければいけません。ただこれはあくまでも基本であって、山の中では譲り合って、お互い笑顔で挨拶を交わし、『お先にどうぞ』と言う気持ちで一瞬のコミュニケーションをとればいいのではないでしょうか。例えば、大人数のパーティーが登ってきて、2人の登山者とすれ違う場合、大勢の人が登りきるのを待たせるのではなく、パーティーの先頭お人は、下りの2人を先に行かせたほうが、時間がかからないでしょう。相手に配慮してあげることも山では大事です。
犬連れ登山
最近、愛犬と共に登山をする人が増えています。大型犬のことが多いようですが、これには賛否両論あるでしょう。他人に迷惑はかけない、しっかりと犬をコントロールすることができる。そう言っても、マーキングをするかもしれませんし、何かに驚いて吠えるかもしれません。ペットと一緒に泊まれるホテルや旅館が増えていきましたから、登山も一緒にと考えるのは、飼い主として当然の発想かもしれません。しかし、いくら愛犬をコントロールできていて、吠えたり噛み付いたりしないと言っても、登山者全員が犬好きなわけではありません。犬が大嫌いな人もいるのです。自分にとって家族同然の犬でも、犬嫌いな人にしてみれば、登山に犬をつれてくるなど考えられないでしょう。せっかくの楽しい登山が、犬と遭遇したことで不愉快なものになるかもしれません。よっぽどの理由がない限り、犬連れの登山は控えた方がいいのではないでしょうか。犬連れ登山は飼い主の自己満足ではないでしょうか。犬は飼い主と一緒に出かけられるので喜ぶでしょうが、山ではなにが起こるか分かりません。汗をかけない犬にとって、過酷なものになることもあるでしょう。できれば愛犬は自宅でお留守番がいいのではないでしょうか。少なくとも、我が家の犬には、登山はさせないと思います。仮に山で迷子になったら絶望的だと思うからです。いくらトレーニングがしてある犬でも、突発的に何かに驚いて、飼い主を振り切って駆け出してしまわないとも限らないからです。過信していると良いことはありません。
COLUMN~挨拶って不思議
登山をしていてすれ違うときにする挨拶。経験ありますか? 本当に気持ちがいいのです。心が澄むような感覚がします。朝のランニングもそうです。すれ違うとき、追い越すときに挨拶を交わすと、とても気持ちがいいのです。恐らく、普段の生活の中で、見知らぬ人に不意に挨拶をするというシチュエーションがないからではないでしょうか。きっと新鮮に感じるのでしょう。隣に住んでいる人と挨拶を交わさないどころか、顔すら知らないということの多い現代では、見知らぬ人に街中でいきなり挨拶をしたら、反対に怪しまれてしまいます。それが山だとお互いが気持ちよく挨拶できるのですから不思議です。