仕事で登山
狩猟
狩猟は、鳥類や哺乳類などの野生動物を捕獲することを言います。皮革や油脂、羽毛、骨、牙といったものが目的です。食用肉としての狩猟は減少しています。また、熊の駆除のために、地元猟友会のメンバーが山に入って、熊を仕留める場合があります。中には、趣味で狩猟を行っている人もいます。問題視されているのは、野生動物の個体数のバランスの崩壊と、銃弾による動物達の汚染です。散弾銃で打たれた動物の残滓をそのままにしておくと、ワシや他の動物が食べ、体の中に鉛がたまってしまいます。
狩猟犬
狩猟犬は、狩に使われる犬のことで、主に獲物の居場所を教えたり、打ち落とした獲物の回収を行ったりします。ウサギやキツネなど、対処になる動物によって、狩猟犬の種類も違ってきます。ダックスフンド、バセットハウンド、イングリッシュポインター、ラブラドールレトリーバーなどは納得できるでしょうが、ヨークシャー・テリアが狩猟犬だったことは、知る人も少ないです。
登山ガイド
登山ガイド、または山岳ガイドと言います。登山の経験がそんなになく、ベテランがいないとちょっと不安……というときに、登山ガイドを使ってみませんか?自分の希望する山での登山技術の指導をしてくれると共に、依頼者の登山の目的や体力、技術を理解して、山の状況を検討、登山の方法やコースや日程を相談しながら、しっかりとした計画を立ててくれます。登山ガイドは、登山中様々な状況に的確な判断をくださなければならず、知識以上に経験がものを言います。登山ガイドにお世話になることで、自分の知識も技術も向上するでしょう。海外登山にも対応していますし、ツアーが組まれている場合が多いので、チェックしてみましょう。
登山家
登山家は、登山だけではなく、クライミングも生活の中心としている人のことです。登山やクライミングで経験したことを、登山ガイドや講演活動、執筆活動、登山学校の経営、登山ショップの経営などを行い、生活の糧としています。
アルピニスト
近代ヨーロッパに起こった山に登ること、そのものを目的としている登山の嗜好や趣向、思想のことをアルピニズムと言います。その思想や嗜好のもとに山に登る者をアルピニストと呼びます。日本でも有名なアルピニストは数人おりますが、やはり歴史に名を刻んでいるのは故・植村直己さんです。彼は明治大学時代に山岳部に入り、本格的に登山にのめりこんでいきます。同じ明治大学の小林正尚のアラスカ旅行の話を聞き、海外の山に憧れを抱くようになって行きます。とてもユーモアに溢れた性格をしていて、その少年のような笑顔は皆に愛されていましたが、1984年2月12日のマッキンリーでの世界初の厳冬期単独登頂を43歳の誕生日に果たしたのを最後に、消息を絶ちました。いまだにかれは発見されていませんが、あまりにも偉大な登山家であり、冒険家でした。日本の登山家を見ても、多くのアルピニストが山で命を落としています。もちろん我々が挑戦するような山ではなく、海外の有名な難易度の高い山ばかりに挑戦していますが、どんなに慣れていても、自然の猛威には逆らえず、懸命な捜索もむなしく、還らぬ人となっています。こうして、登山は危険と背中合わせであるということを、しっかりと胸に刻んでおかなければいけません。
環境を考えるアルピニスト
登山家でもあり、環境問題にも大いに関心を持っているのが、アルピニスト・野口健です。植村直己に影響を受けて登山を始めるのですが、チョモランマに登頂した際、かつての日本隊が捨てたゴミをテレビスタッフと見つけ、衝撃を受けます。空になった酸素ボンベなどは持ち帰り、持ち主に返還されました。現在でも、富士山をはじめ、世界中の山を登山しながら清掃する活動を続けています。